2010年5月アーカイブ
接客について
最近よく接客について考える。。
接客って、一言で言っても、いろんな要素が絡み合っているので、考えて行くと奥は深い。
いくら考えても答えが出ないこともあるし、教科書どおりでも上手くいかない場合もある。
ましてやこの道数十年のベテランでもお客さまからのクレームはあるらしい。
つくづく難しいものだと思う(苦笑)
わが社でも朝礼で「ちゃんとした接客(誠意ある対応)をしましょう」と、偉そうにみんなには言っているが、実はそれ以上はなかなか言えない。。
ただし、挨拶や身だしなみ、時間や約束を守るなど、最低限の事は出来ていないとダメだとは思う。
考えてみると、うちの会社の社員はほぼ全員が接客をしている。
経営者は社外でいろんな人と会い、現場作業員は現場でお客さんと話をして、事務員は電話や来社してきた人の接客をする。
たまに来るパートのおばちゃんたちにおいても、現場では気軽にお客さんに話しかけている。(これも接客)
若いお客さんには少々おせっかいな事も言うが、そうでないお客さんにもズケズケ言う。
なぜかお客さんのほうもすぐに打ち解けて話してくる。
いつも感心するが、昭和一桁生まれのおばちゃんたちの接客能力はスゴい(笑)
自分が思うのに、接客で特に重要だと考えているのが一つは「気持ち」である。
いい仕事をしたい、喜んでもらいたいという気持ちが第一だと思う。
人間、考えていることは必ず表情に出るので、それをまず伝えるようにたい。
もちろん、お客さんに喜んでもらうことが自分自身の喜びでないと務まらない。
そしてもう一つは「素直さ」ですね。
あくまで私見ですが、必要以上に媚を売る必要もないし、間違ったことであれば素直に「それは違います」と言えばいい。
この仕事をしていて、実際は接客で我慢することも多々あるが、理想は何でも話せるようになることである。
あと、接客する人の個性もあると思う。
仕事においても「この人だからお願いする」って事もあるし、「この人だから協力したい」ってのもある。
クレームが起きた時でも「この人ならクレーム対応きっちりしてくれる」と、お客様から思われているほうがよい。
次からはよそに頼まれると、その時点お客さんとの関係はジ・エンドである…。
自分流でいえば、お客さんとはできる限り近い状態でいることを心がけている。
自分はわりとお客さんとでも打ち解けるとタメ口で喋るし、わりとズバズバ物を言う。
そんなお客さんとは、なぜか関係が悪くなるようなことはほとんどない。
遅い時間でも平気で電話をしてきては「なんとかしてくれぇ」と連絡が入る。
よく勤務時間外や休日には全く電話に出ない営業マンもいるが、うちの会社ではそんな事は言ってられない。。
あと、「お客様は神様」と言いながら接客する人が時々いるが、自分はそうは思わない。
「神様」って考え方が実際どうなのかわからないが、お客様とは人対人として、できるだけフランクに接していきたい。
いい仕事をするためには、お客様とのコミュニケーションが重要だし、時にはガッツリ意見交換もある。
我が社でいえば、お客さんから「堀内造園にお願いして本当によかった」と思われることが重要なので、それに向けて突き進むのみである。
最終的な完成品を提供した時に喜んでもらい、後に良い関係でいられればそれでいいと自分は思う。
同友会 東広島支部総会
先日同友会、東広島支部の総会があった。
今回は地区会(地区ごとに活動)スタートや支部長交代など、多くの変更点があり、総会は緊張感に包まれていた。
原田支部長よりあいさつです。
古島さんから同友会三つの目的唱和です。
議長は東さん。
原田前支部長お疲れ様でした。平森新支部長より花束進呈です。
ここから新役員より一言づつ頂きました。
有原さん、ニコニコあいさつしてます。
野村さん、シブい。
シメの言葉は松岡さん。。。
22年度は「変ってますか 未来へ向けて」というスローガンのもと、活動することになりました。
会員増強で150名にして、早く事務局を東広島につくっていければですね。
今年度も有意義な活動ができるよう、みなさん頑張りましょう!!
呉支部、三原特別地区会との合同例会
同友会青年部、呉支部、三原特別地区会と合同で例会が開催された。
今回く講演頂くのは岸工業の岸さん。
内容は事業継承と会社をこれからどうしていくかについて。。
岸さんは2代目社長でありながら会社を大きくし、発展させた方であり、同友会でも41歳の若さで代表理事まで務められております。
会社の2代目って、世間からは恵まれた境遇で、ぬくぬくと育っているように見られがちだが、岸さんはそれに反発すべく、その辺の創業者より多くのことを経験され、挑戦し、実績をつくってこられた。
2代目特有の会社内での人間関係の話も印象的であった。
入社された当時、当たり前のことだが、岸さん本人より仕事のできる人(スペシャリスト)が社内にも沢山おられ、なんとか近づき超してやろうと考えられたそうだが、どうあがいてもその人たちを超すことは不可能だと一時期悩まれたそうだ。
そこから発想を変えて自分はその人たちよりも「会社を背負っていく志は負けていない」と、考えられたところはさすがである。
社外においても「岸の息子か!」といろいろ言われたり、厳しいこともされたそうだが、今考えるとそれが自分の糧になっている。確かに当時は嫌で仕方なかったそうだが、岸さんはそれをしっかり乗り越えておられるようでした。
私も小さな会社ではあるが、似たような境遇でもある。
とても参考になりました(ペコリ)
岸さんの名前が紹介される。いよいよ始まりである。
岸さんの言葉一つ一つから放たれるエネルギーはすさまじい!
講演後、グループ討論で意見交換しています。他支部の方とも積極的な意見交換ができました。
最後に謝辞と閉会のあいさつをさせて頂いた。 ちょっと緊張してます(ー。?;)
仲間として、会長として・・・
昨日、東広島商工会議所青年部の総会が行われた。最近なかなか参加できていないが、私も部員の一人である。
4月から新しく(有)キャッシュフローコンサルティングの上野さんが会長になり、初めての総会です。
上野さんとは6年くらいの付き合いで、青年部の中でも役員として、同じ副会長として、数年にわたり活動させて頂いた仲である。(私は途中で挫折してしまったが…)
今はなかなか参加できていませんが、微力ながら今後も何らかの形で協力はさせて頂きたいと思います。
頑張れ上野丸!!
また、団体は違いますが、同じ「会長」と名の付く役をしているので、私も同友会青年部では商工会議所青年部に負けないよう、元気で活発な活動をしたいと思う。
グチっぽくなるが、今の同友会は東広島の中では団体の知名度はかなり薄い。そして知っていても敬遠されがちであり、下に見られている団体である。ただし、やっている私本人はこんな素晴らしい団体はないとも思っているし、会員さんもやる気がある方が多い。
青年部会長としての自分の任務は同友会をもっと東広島で広めること。そして不景気に負けない企業の集団になる事を考えています。
現在頑張っておられる同友会の先輩方も同友会活動とともに会社を発展させた、伝説的な方々が多数おられます。その先輩方に少しでも近づければと思いますね。
きっかけ。
今日、我が社のホームページを見た方からの問い合わせがあった。
しかも、驚くことに東京で花屋をやっておられる方である。
今まで近隣の方からは多少反応があったが、お互いが全く知らない遠く離れた地域の方からの問い合わせは初めてである。(このホームページは一部の知り合いの人しか見てないと思っていた・・・)
どうやらウチのホームページで写真を出していた植物を売ってほしいみたいです。。
すぐに対応しましたが、その中でのごくわずかなメールのやりとりのなかで少しコミュニケーションをとらせて頂きました。
どうやら岡山県内の仕事を受注され、そこでこの植物を使いたいそうだ。
東京の花屋さんが岡山の仕事を受注された経緯はわかりませんが、大変興味深い話だなぁと関心しました。
自分が思うのに、ちょっとした「縁」から生まれる仕事や繋がりって結構あると思う。
ホームページを作ってなかったら、このような知り合うきっかけがなかったし、植物を買ってくれる事もなかった。
たかが1万円もしない安価な物ではあるが、一つの小さな繋がりの実績はできたと思う。
これがきっかけで何になるかなんて分からないし、1回限りかもしれないですが、化ける可能性もゼロではないと思う。
思い返すと大きな仕事の受注(特に民間)、人生を変えた出会いなんかでも、ひょんなきっかけからであるし。
このご時勢、何が起こるか分からないけど、きっかけを掴む気持ちは常に持っておきたいですね。。。
庭のお手入れ大丈夫?
今日、お客さんのところへ庭の年間緑地管理の打ち合わせをしに行った。
庭の年間緑地管理とは、最初にお客さんの家の庭を見せて頂き、1年間の工程を組んで樹木などの管理をすることです。
それにはまず、お客さんの考えている大まかな要望と予算を聞き、その予算内で剪定や薬剤散布、草取り、施肥などを適切な時期に作業するよう計画して、見積書と工程表のセットで出させて頂きます。
あらかじめお客さまの考えている予算が分かれば、年間の中で必要な作業から提案させて頂き、回数を増やしたりします。
ちなみに今回の例では事務所と一戸建ての家で樹木の剪定1回、病害虫防除3回、施肥1回、除草剤散布1回で約12万です(規模や数量など、条件により金額は変わってきます)
普通の一戸建てで庭の規模が小さければ、まだまだお安く管理することができます。
打ち合わせの中でお客様が頻繁に言われていたのが「毛虫が苦手なので発生したらすぐに薬を撒いてほしい」との事。こんな場合には病害虫防除の回数を多めに設定しています。
このブログを見られた方、下記のようなお悩みがあればお気軽にご連絡ください。年間管理ではなく、単発の作業でも大歓迎です。
・決まった予算で庭の管理をしてほしい。
・毛虫などの害虫が発生するのでどうにかしてほしい。
・植木が大きくなりすぎたから切ってほしい。
・台風などで木が倒れてこないか心配だ。
・樹木の生育が悪い。
・雑草が増えすぎて困っている。
・草刈りをしてほしい。
・芝生を管理してほしい
などなど・・・・・
最近特に害虫や雑草に関する問い合わせが多いですね。
GW真っ只中...
ゴールデンウイーク真っ只中。
夏でも来たのか・・・と、勘違いしそうなくらい天気が良い。
今日は会社の植物へ水をやりに来たが、来る途中の道はさすがに交通量が多く、いつもの倍時間がかかったが、会社の事務所内はいつにもなく静まり返っている。(当たり前だが・・・)
一人で会社にいるといろんなことを考える。
みんな今何やってるんだろうか、今頃楽しく過ごしているのだろうか・・・
あと、ゴールデンウイーク明けの事も考える。
自分は、まとまった休みがとれた場合、決まって今までの事を整理する事が多い(笑)
書類の整理から、机の周りの整理、頭の整理まで。
基本的に、二日以上遊び呆けることできない性分なので今回の休みの遊びはゴルフのみとする。
考えてみると、変わり者の自分は遊びに行くより仕事や同友会活動にしても、仲間と協力して、団結して何かを達成したり、掴み取った時のほうが10倍楽しいほうなので、普通に外で遊んでも自分にとってはわりと何の刺激もない。。
仕事が楽しい時って、みんなで目的を持って、時間を忘れて熱中しているとき。
現在、樹木管理をさせて頂いている「三景園」を受注した時もそうだった。
発注者より4社指名があり、その中でプレゼンをして、三景園が良くなるような提案をした業者に落札するというもので、もちろん今までに入札でそのような競争をした経験もなく、ましてや他の社は県内トップクラスの造園業者。
特に有名どころのK社は実績、ノウハウともうちより格段に上、Y社においてもK社に負けず劣らずの会社で、造園の講習でよく講師をされる人がおり、県内ではこの業界で知らない人はいない業者である。もう1社においても、距離的に三景園に近く、つい最近まで緑地管理をしていた業者である。
このような業者と勝負する時、最初に思ったのが、「勝ち目はほとんどないなぁ」と弱気な発言。しかしすぐに我に返り、このような業者と勝負するのはめったにない機会だ、全力で勝ちに行こうと気持ちを持ちかえた。。
本番当日まで、図書館に行って古い文献をあさったり、夜遅くまで書類作りに明け暮れた。1週間前になるとさらに会社にこもって作成し、昼間は社員にスピーチを聞いてもらって、夜は会社へ泊って作成した。これで勝ったらでかいぞ・・・と、いいことばかり考えながら。
決めて頂いた結果を電話で貰った時には過労でヘトヘトであったが、会社に帰るとみんなが拍手をしてくれて万歳して大盛り上がり。後日お祝いの飲み会もした。
・・・ついつい熱く語ってしまったが、最近味わってなかった楽しい思い出ですね。
ここで面白かったのは「提案」というある程度ルールはあるものの、自由な部分があるということ。
自由な分、いろんな考え方や発想があり、一人で考えれば一人分のアイデア、10人で数えれば10倍のアイデアが出る。
そんなことがきっかけで、会社が妙に団結したりするからおもしろい。
これから「楽しむ力」をさらに磨いていきたいですね。
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