最近よく接客について考える。。
接客って、一言で言っても、いろんな要素が絡み合っているので、考えて行くと奥は深い。
いくら考えても答えが出ないこともあるし、教科書どおりでも上手くいかない場合もある。
ましてやこの道数十年のベテランでもお客さまからのクレームはあるらしい。
つくづく難しいものだと思う(苦笑)
わが社でも朝礼で「ちゃんとした接客(誠意ある対応)をしましょう」と、偉そうにみんなには言っているが、実はそれ以上はなかなか言えない。。
ただし、挨拶や身だしなみ、時間や約束を守るなど、最低限の事は出来ていないとダメだとは思う。
考えてみると、うちの会社の社員はほぼ全員が接客をしている。
経営者は社外でいろんな人と会い、現場作業員は現場でお客さんと話をして、事務員は電話や来社してきた人の接客をする。
たまに来るパートのおばちゃんたちにおいても、現場では気軽にお客さんに話しかけている。(これも接客)
若いお客さんには少々おせっかいな事も言うが、そうでないお客さんにもズケズケ言う。
なぜかお客さんのほうもすぐに打ち解けて話してくる。
いつも感心するが、昭和一桁生まれのおばちゃんたちの接客能力はスゴい(笑)
自分が思うのに、接客で特に重要だと考えているのが一つは「気持ち」である。
いい仕事をしたい、喜んでもらいたいという気持ちが第一だと思う。
人間、考えていることは必ず表情に出るので、それをまず伝えるようにたい。
もちろん、お客さんに喜んでもらうことが自分自身の喜びでないと務まらない。
そしてもう一つは「素直さ」ですね。
あくまで私見ですが、必要以上に媚を売る必要もないし、間違ったことであれば素直に「それは違います」と言えばいい。
この仕事をしていて、実際は接客で我慢することも多々あるが、理想は何でも話せるようになることである。
あと、接客する人の個性もあると思う。
仕事においても「この人だからお願いする」って事もあるし、「この人だから協力したい」ってのもある。
クレームが起きた時でも「この人ならクレーム対応きっちりしてくれる」と、お客様から思われているほうがよい。
次からはよそに頼まれると、その時点お客さんとの関係はジ・エンドである…。
自分流でいえば、お客さんとはできる限り近い状態でいることを心がけている。
自分はわりとお客さんとでも打ち解けるとタメ口で喋るし、わりとズバズバ物を言う。
そんなお客さんとは、なぜか関係が悪くなるようなことはほとんどない。
遅い時間でも平気で電話をしてきては「なんとかしてくれぇ」と連絡が入る。
よく勤務時間外や休日には全く電話に出ない営業マンもいるが、うちの会社ではそんな事は言ってられない。。
あと、「お客様は神様」と言いながら接客する人が時々いるが、自分はそうは思わない。
「神様」って考え方が実際どうなのかわからないが、お客様とは人対人として、できるだけフランクに接していきたい。
いい仕事をするためには、お客様とのコミュニケーションが重要だし、時にはガッツリ意見交換もある。
我が社でいえば、お客さんから「堀内造園にお願いして本当によかった」と思われることが重要なので、それに向けて突き進むのみである。
最終的な完成品を提供した時に喜んでもらい、後に良い関係でいられればそれでいいと自分は思う。
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