もうすぐ夏ですね。われわれ造園業者にとって夏は水管理の大変な時期であります。
街路樹や公園の植物は特に乾燥しやすく、枯らさないよう常に注意が必要ですね。
一般家庭のお宅でも庭木や鉢植えの植物など、水やりで忙しくなると思います。
特に鉢植えの植物などは1日水をやり忘れるとすぐに萎れて枯れてしまう恐れがあります。
また、正しい水やりをしてやらないと植物が弱ることもありますのでご注意を。。。
ここでは簡単な水やりのコツをお教えします。
まず、これから夏場はできるだけ朝か夕方に水をやってください。真夏の昼間では水も熱くなり根を傷める原因になります。
それから、植物は種類によってたくさん水がいるものと、やりすぎてはいけないものがありますので注意してください。
あと、庭木と鉢植えでは水のやり方が少々違います。
・時間をかけて水が根までしみこむようにやってください。
・水のやりすぎは根腐れの原因にもなりますので注意を。
・特に乾燥しやすいのでこまめな水やりが必要。
・水はけがよいのでたっぷり水をやってください。
・表土の上に木材チップや堆肥を敷いてやると乾燥防止につながります。
・あまり水やりに自信のない方は日陰などに移動させましょう。
ちなみに・・・
サボテンやセダムなどの多肉植物は乾燥にめっぽう強く、逆にツツジ類や草花、シダ類などは乾燥に弱いです。
植物も生き物なので、こまめに見て状態を知ることが大事ですね。いつも眺めていると愛情もわいてきます。
↓アジサイなどは乾燥を嫌います。(今日仕入れた今年の花です)
コメントする