2010年9月アーカイブ
同友会広島中支部オープン例会に参加してきました。
昨日、同友会広島中支部のオープン例会に参加してきました。。
テーマはズバリ、、、
「泣き言を言うな! 不況のせいにするな!」
…俺たちの仲間に「でっかい未来」を切り開こうとしているやつがいる…
報告者は(株)クニヨシの早間氏と(有)いっとくの山根氏だ。
二人とも30代後半の私とほぼ同世代。
広島中支部部長、(株)ルードの渡辺氏より開会の挨拶。
まずは早間氏の報告。
鉄鋼関係の会社の2代目社長である早間氏は、早くから会社を後継することを決められておられたそうだ。
会社に入った当時は、なかなか自分の思うようにいかず、悪戦苦闘した時期もあったようだが、乗り越えられてからは彼の持ち味である柔軟な発想で会社を引っ張っておられる。
そんな彼の持論が「仕事は断らない」
大きな鉄鋼製品の製作を受注したため、会社の壁をぶち壊して作られたそうだ(笑)
最新の機械を導入する直前に不渡り合い、導入を諦めるどころか、自ら機械メーカー(大手)に直筆で手紙を書き、そこの副社長本人から返事を頂いて購入に結びつけた話にはエネルギーを感じました。
彼の発想と行動力は若くして海外へ飛び出て働いていた経験からでしょうか。
二人目は山根氏。
彼は若くして飲食店を創業し、現在尾道・福山方面に9店舗を持つ超パワフル社長である。
とにかく声がでかい、勢いがある、情熱がある・・・と、気温が5℃くらい上がっているような講演であった。
山根さんはとにかく「挨拶」を大切にされる方である。
豪快な人柄と反して(笑)、挨拶や掃除など基本中の基本をおろそかにしない。
あと、おもてなしの心を持つこと。
山根さんの話には完全に引き込まれて、時間をまったく忘れていました(笑)
次にディスカッション形式で深め合いました。
グループ討論の後に発表しています。
今回の例会はほんとに良かった。
内容はもちろん、こうやって他支部の青年部同士での交流など、今後もやっていきたいです。
パワー全開。
よし、明日からがんばるぞーーーーー
同友会 支部例会
相変わらず仕事と同友会三昧の日々を送っている(笑)
先日、東地区会の例会があった。
※東地区会とは同友会東広島支部が今年度から4地区会に分かれて、わが社のある高屋町は東に位置するからである。
今回は広島入野きのこセンターで開催された。
社長の東さんは相変わらずパワフルである。
ここで東さんから会社の説明、現況等を話してもらいました。
細かい内容は伏せておくが、まいたけという1種類のキノコで勝負されており、
そのなかで売上と利益のバランスをうまく保っておられていた。
これからはまいたけの可能性を追求していくことと、娘さんにいい形で会社を譲りたいとのことでした。。
説明を受けた後、まいたけ工場を見学させてもらいました。
この小さな容器におがくず他いろいろブレンドしたものを詰め、菌を植え付けていくそうだ・・・。
おっと東さん、忘れ物・・・
急いで取りに行く;;;
間に合った(笑)
次にまいたけを成長させる部屋へ。
お化け屋敷ではありません。。。
たくさん出ています(^。^)
食べ頃のものを取っていきます。↑浜城電設の浜城氏。
終わりに記念撮影。
そこでサプライズが、、、、、
東さんがまいたけの鉄板焼きを作ってくれました。
かなりウマい。
最後にお好み焼きまで作っていただいた。
その後約2時間、それぞれが経営について熱く語りだす。
10時過ぎてようやく解散。みんなノンアルコールのビール片手に白熱でした。
東さん、ごちそうさまでした。
青全交行ってきました。
先日、「中小企業家同友会、青年経営者全国交流会」へ行ってきました。
第38回を数える今年はなんと山形県で開催された。
会場に到着すると早速分科会の受付をしました。
私が参加したのは第5分科会で、テーマは「次代の新しい仕事の種をどう創るか」で、パネリスト3名、コーディネーター1名で行われた。
この分科会は新潟県担当の分科会で、参加者はみな私と同年代の30代である。
1社目の方は彫刻業という伝統ある技術を学び、独立してからの話をされた。
伝統はあるが、それだけではやっていくのが厳しく、カッティングシートの製作販売もやられている方で、そこまでいきつく紆余曲折なことや、ひょんなきっかけから始めた事などを詳しく話をしていただきました。
引き続き集塵機やダクトの製作会社、印刷会社など、報告された。
3社ともお客さんの「困った」からヒントを得て、それを自社の業務に付加価値として付けて商品化されている。
報告後、グループ討論を行い、それぞれ深めあった後、テーブルごとの発表を行います。
広島から参加していた愛建、廣田氏発表者に。
緊張しているか・・・
そして発表。 緊張はしてなさそうです(笑)
そして懇親会。
やはり全国規模の会。華やかに飾り付けてあります。
懇親会後に1枚「パシャ」証拠写真である(笑)
全員そろって10名、広島から参加しました。
なぜか一人赤いシャツです・・・
二日目・・・
今日は記念式典と基調講演があります。
同友会の錚々たる方々も参加されています。
まずは中同協(中小企業家同友会全国協議会)、鋤柄会長挨拶です。
そして吉村県知事。
市川山形市長も参加されていました。
そして基調講演は佐藤繊維の佐藤正樹氏
テーマは「世界が認める糸職人集団のブランド戦略」 ?山形から生まれたオリジナリティが、世界の常識を変えた?
もともと別の仕事をしていたところ、ひょんなところから伝統ある家業の繊維会社を引き継ぐことになり、修行されていました。
たまたま見かけたイタリア製の糸を見て感動。
これがうちでもできないか?
職人と話し合ったが、うちの技術ではできそうにない。
途方に暮れていると実際イタリアでその工場を見学できるチャンスが。
行ってみて愕然。その工場独自に製糸機を改良して作っていた糸であった。
その糸は世界的なブランドの洋服のもとになっているようだ。
職人は言っていました「オレたちが世界のファッションの元をつくっている」と…
そこから佐藤さんは研究を重ねられ、オリジナルのニット(つくりもしっかりしている)をあみだされた。
しかし、売れない。
展示会に出そうと連絡するがどこも受け入れていくれない。
結局、週末に奥さんと二人で別々のトラックに乗り、売りに出ておられたそうだ。
そして、次のチャンスが。
アメリカの会社が興味を示してくれた。
早速ニューヨークに渡り、そこでの展示会に参加したところ、大人気に。
ブランド名は「M.&KYOKO」、佐藤正樹さんのMに奥さんの名前を付けられたそうだ。
後に日本からも人気が出てきているようです。
最後に「ここまで進化できたのは生きるか死ぬかの状況を経験できたから…」と佐藤社長。
会社を二日開けての青全交参加であったが、このタイミングで参加できてかなり有意義であった。
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