同友会、広島東支部青年部のオープン例会に参加してきました。
今回の講演者は(株)アクアビットの田中栄氏。
「未来予測2011-1025」 ― 「世の中」はこれからどう変わるか? ―
というテーマでした。
こんかいの田中氏は主に大企業向けの企業戦略を考えるのが仕事で、
数々の有名王手企業との取引もされているそうである。
広島東支部、青年部会長の(株)タニシ企画印刷の田河内氏による挨拶です。
珍しく緊張されてましたかな、、、(^^;)
いよいよ田中社長の登場です。
この人の話はおもしろかった。
しかし、聞いたことのない言葉がいきなり…「サスティナビティ」(持続可能性)
とある資源などが将来的に持続可能なものかどうかという概念だそうだ。
そこから世界の人口推移の話に。
世界の人口が今現在70億人で、トップは中国だが、いずれインドが追いつく。
今はイケイケの中国だが年齢別の人口統計を見ると、あることに気づかされる。
それによって中国の経済成長率はあと〇〇年・・・と、予測できる。
また、携帯電話や自動車保有台数からその国の今後の発展やエネルギーの需要を割り出す。
実はEVとか、エコカーとか言っているが、環境に配慮するためではなく、エンジン式ではエネルギーがいずれ足りなくなる…
なんて、初めて知った。
話の内容が、世界情勢からくるのでメチャメチャ面白くて聞き入ってしまった。
話はエネルギー分野から自動車分野、エレクトロニクス分野に。
難しい内容を分かりやすく伝えて頂きました。
話が終盤に差し掛かると中小企業のマーケティングの内容に。
事例をいくつか説明。
・数は少ないがマイノリティな分野で成功した事例。
・木工会社において、あえて市場の0.1%しかない分野を攻めていく事例(ランチェスターに似ているかな…)
・ほしい金属部品が1点から仕入れ可能、カスタム品需要を掘り起こして伸びた会社の事例
などなど・・・
田中氏の最後の言葉に、、、
「これからはコンピューターに乗り遅れるとついていけない」
「日本人が独自に新しいものをクリエイトする能力は、中国人やアメリカ人が大勢集まってもできるものではない」
と。
今回の講演は本当に多くのヒントを得ることができた有意義な時間でした。
最後に実行委員長の(株)イシバシの石橋さんによる挨拶です。
お疲れ様でした。。。
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