TREE HOUSE STORY

ツリーハウス物語(2)

Capter-2

 さまざまな課題を乗り越えて

東京出張で、ツリーハウス作りの第一人者・小林崇さんにお会することができ、ツリーハウス作りがより現実的なものとなりました。

広島に帰って園長先生に相談をすると、予算の見直しを検討してくださいました。
しかし、まだまだ金額に差がありすぎる。

わが社もできる限り予算を削減できるよう工夫しました。
園長先生も予算の追加と、保育園の職員さんからも施工にあたり理解をしてもらえるよう話をしてくれました。
話が決まるまでには、たくさんの問題がありました。

園長先生も、東京出張をされた際には、小林さんの会社を訪れ、打ち合わせをしてくれました。
最初はあまり興味を示さなかった職員さんたちも徐々に興味を持ち始め、すでにツリーハウスを作ることは、保育園の一大プロジェクトとなっていました。

平成30年8月。小林さんが広島入りしてくださり、第1回の打ち合わせをおこないました。

こうやって打ち合わせしていることが不思議な感じもありましたが、徐々に具体的は話になっていきます。

ホストツリーはケヤキとナンキンハゼに決定。ケヤキの調子があまり良くなかったので樹木医さんに診てもらうことに。

着工に向けて、どんどん話を進めていきました。

平成31年2月。よくやく着工です。
今回のチームは小林さんと、北海道から順さん、静岡からアキトさん、東京から謙介さん、後に新潟から馬場さんという、全国か らツリーハウスのビルダーさんが集結!
そこにわが社の只野が加わって、6名のチームで施工しました。

実はツリーハウス着工前に、わが社だけでケヤキの土壌改良をしたので、そのながれでメンバーを結集しました。

小林さんは別の仕事もしていたので東京と広島を頻繁に往復されていましたが、他のメンバーはすぐに仲良くなりました。
昼は現場保育園でツリーハウス工事、予算がなかったので、夜はお寺を借りて自炊しながら寝泊まりしました。
私も只野も時々泊まりに行っては交流を深めました。なんか修学旅行みたいで楽しい時間でした。

みんなよくお酒を飲むし(笑)